久しぶりのスリングセラピーで船酔い状態に?それでも続けた理由 11/7(金)

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約1ヶ月にわたり、掲載に関するクレームが入ったことで、リハビリの動画を掲載できず、ブログの更新もできない状態が続いていました。
いくつかの疑問や問題はまだ残っていますが、ひとまずリハビリの様子を撮影した動画を、これまで通り掲載できることになりました。そこで11月7日(金)より、デイサービスでのリハビリの様子をお伝えするブログを再開いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
主治医から指摘を受けた「ノルアドレナリンの過剰分泌」という状態が、ちょうど気候の変化する時期と重なってしまいました。そのため血圧値の高さと眩暈、そして体のだるさが治まらない日々が、この1ヶ月ほど続いています。
10月はデイサービスを数回お休みすることになりましたが、11月は体調に気をつけながら、できるだけ休まずに通えるよう心がけていきたいと思います。

今日のメニューは、スリングセラピーから始まりました。頭・胸・腰・膝・足首の5箇所をレッドコードで吊るして行います。久しぶりのスリングセラピーだったため、体を大きく振る運動を最初に行ったところ、まるで船酔いのような状態になってしまい、気分が悪くなってしまいました。しかし、スリングセラピーの基本である「じっとしているだけ」の姿勢でも、全身の筋緊張を緩和し、深いリラックス効果をもたらしてくれます。そのおかげで、5分ほどすると船酔いのような状態は解消されていきました。

50分近く行ったスリングセラピーの主な内容と効果についてご紹介します
スリングセラピー中の運動メニューの詳しい内容については、9月26日の「スリングセラピー90分 運動の内容と効果」というブログ記事を参照してください。
レッドコードによる頭・胸・腰・膝・足首の5点吊りには、次のような効果があります
レッドコード(スリングセラピー)を用いた吊りは、身体を免荷(体重の一部を支える)することで、極めてリラックスした状態で運動を行えるようにします。特に頭部、胸部、下肢の主要なポイントを支えることで、全身が重力の負荷から解放されます。これにより、脳梗塞後に起こりやすい過度な筋緊張(スパスティシティ)を効果的に緩めることが期待されます。

①開脚運動は、重力負担を軽減し、股関節周囲の筋緊張を安全に緩和します。これにより歩行時の足の振り出しが改善されることが期待されます。

②全身を左右に揺らす運動は、体幹深層筋(コアマッスル)を活性化させ、バランス能力や姿勢制御の改善、そして全身のリラクゼーションを促すとされています。

③下肢の屈曲運動は、重力の影響を最小限にし、股関節屈筋群を安全に強化します。これにより歩行時の足の振り出し(クリアランス)が改善され、正しい運動パターンの再学習を促します。

④ヒップアップ(体幹・骨盤の持ち上げ)運動は、重力負荷が調整された状態で殿筋群と体幹筋を強化します。これにより立ち上がりや歩行時の股関節・骨盤の安定性が向上し、バランス能力の改善につながります。

⑤下肢のカエル運動は、股関節を曲げて膝を開く動作を通じて、股関節内転筋群(内もも)の筋緊張を安全に緩和し、柔軟性を向上させます。また股関節の安定性を高め、歩行や立ち座り動作の改善につながります。

⑥足の底屈・背屈運動は、重力負荷なく足首の可動域を安全に広げ、下腿の筋緊張を緩和します。これにより歩行時のつまずきを防止し、足の裏と甲を使う正しい運動感覚を再学習させ、歩行能力を向上させます。

次に有酸素運動として、トレッドミル(速度2.4)、リカンベントバイク(負荷2)、ニューステップ(負荷5)を各10分ずつ行いました。トレッドミルと歩行の様子を撮影して確認してみたところ、本人は足が平行に出ていると思っていたのですが、ガニ股がかなり目立っていました。これが当面の一番の課題となりました。

その後、6種類のトレーニングマシンとショルダーエレベーションを所定の値で行いました。最後にプーリーをセットしていただき、運動を行いました。どうも股が開く癖があるようなので、ボールを股に挟んで行ってみました。時間は5分を1セットとして、2セット行いました。徐々に麻痺のある右腕が上がるようになってきたので、これからも続けていきたいと思います。

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