軽く触るだけと言うPTさんと私の凝り固まった梨状筋や足裏の痛みの攻防 7/3(金)

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脳梗塞の後遺症による右半身麻痺のリハビリに取り組んでいます。日々の生活の中で、足の突っ張りや歩きにくさに悩まされる瞬間は、決して少なくありません。今回は、麻痺側の足の強張りをほぐし、歩行をスムーズにするために受けた「下肢の個別ケア」の体験を記録します。
デイサービス施設で行ったのは、20分間の「ディープティシューマッサージ(深層筋へのアプローチ)」です。表面の筋肉をほぐす一般的なマッサージと、理学療法士(PT)さんが肘や前腕を使い、じっくりと体重を乗せながら、インナーマッスル(深層筋)まで圧を届けていく技術を施術してもらいました。

施術の対象は、太ももの裏(ハムストリングス)、お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋・小臀筋)、そしてアキレス腱や足首のまわり。このアプローチに、私はいくつかの効果を期待していました。
・筋肉の緊張緩和。突っ張りや痛みが和らぐこと。
・足首の可動域向上。つま先が下を向いたまま固まる「尖足(せんそく)」を防ぎ、動かせる範囲を広げること。
・血行促進とむくみ改善。だるさや疲労が軽くなること。
・歩行・動作の安定。足が前に出しやすくなり、立った時のグラつきが減って、しっかり床を捉えられるようになること。

施術中、PTさんは「軽く触っているだけ」と言います。それでも、足の裏やふくらはぎ、お尻の奥にある梨状筋のあたりを押されると、やはり痛みが走りました。これほど痛むということは、それだけこの部位が過剰に緊張し、凝り固まっていたのだと、身をもって実感します。痛いと声が出そうになる、その一歩手前の絶妙な強さで、PTさんはじっくりとアプローチを続けてくれました
流れとしては、まず足関節のモビライズ訓練とストレッチから始まり、続いて骨盤・股関節まわり(臀筋群)へのアプローチ。そこからふくらはぎや足首まわりのマッサージ、屈曲ストレッチへと移り、最後に太もも裏の筋肉(ハムストリングス)へ深い圧迫を加える、という手順で進みました。

20分の施術が終わると、ふくらはぎのむくみが大幅に解消されていることに気づきました。立ち上がってみると、いつもより足が軽い実際に数歩歩いてみると、足がすっと前に出て、着地の瞬間もいつもより床をしっかり捉えている感覚がありました。この軽さが、正直なところです。
年に入ってから、歩行速度が落ちてしまったことと、歩くとすぐに息が上がってしまうことが、自分の中の大きな課題になっています。今回の施術で足の運びが軽くなった実感は、この二つの課題にも、少しずつつながっていくのではないかと感じています。

目的を明確にして、適切な部位にアプローチすることの大切さを、あらためて実感した20分間でした。強い圧を伴うため、体調に合わせて加減してもらう必要はありますが、深層筋へ正しく届けば、動かしやすさに変化が生まれる可能性を、確かに感じています。
今回の内容は、あくまで個人の体験談です。ただ、同じような症状でリハビリに向き合っている方にとって、何かの参考になったり、一歩を踏み出すきっかけになったりすれば、嬉しく思います。

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