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昨日は36℃の真夏日だったのに、今日は最高気温23℃と13℃もの差がありました。厚い雲に覆われて今にも雨が降りそうな空模様に、Tシャツでは肌寒さを感じます。麻痺がある身体には、この急激な気温変化が特に辛いものです。自律神経がうまく調整できないのか、朝からだるさが続いていました。
今日のリハビリは、いつものように有酸素運動からスタートしました。トレッドミル、リカンベントバイク、ニューステップを各10分ずつ行い、体をならしていきます。
その後、個人ケアの時間に声をかけていただき、今回は「スリングセラピー」をすることになりました。胸、腰、膝、足首をレッドコードで吊るして、無駄な力を抜いてリラックスする療法です。全身を脱力することで心身の緊張をほぐすのが目的で、最初はしばらく何もせず、ただリラックスする時間を過ごしました。

慣れてきたところで、20分間にわたって様々な動きを試してみました。開脚や金魚運動、下肢を大きく揺らす動作など、普段はなかなかできない動きも、コードに支えられることで安心して取り組めました。
最後は理学療法士さんによる丁寧なストレッチです。固まりがちな股関節の可動域を広げる開脚、麻痺している右足部への振動マッサージを受けました。そして、もう一人の理学療法士さんが上半身を固定してくれる中で、下肢を大きく左右に動かす「ツイストレッグレイズ」を行いました。腹斜筋を鍛える動作で、これがかなり効きました!

腹斜筋は体幹の中でも特に「ひねる」動作と「体幹の固定」に関わる大切な筋肉です。体幹の安定性を高めて呼吸をサポートする働きもあるため、麻痺がある私たちにとって重要な筋肉だと改めて感じました。
施術の最後は、下肢を小刻みに揺らしてほぐし、再度股関節の開脚を行って終了しました。
体幹強化の効果を実感!つま先の小さな変化が
給水休憩を挟んで、メドマ加圧マッサージを受けた後、歩行の様子を動画で撮影してみました。相変わらずカニ股歩きは続いていますが、体幹が向上したおかげで姿勢が良くなり、麻痺している右のつま先もわずかながら上がってきているように感じられました。この小さな変化が、とても嬉しいものです。
最後のメニューは、スシール椅子を使ったランジです。右麻痺を軸としたランジで体幹を強化し、つま先の下に台を置いて、ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)とアキレス腱をしっかりと伸ばすストレッチを行いました。
プーリーについては、持ち手を紐に替えてみたのですが、麻痺している右手がこすれて痛くなり、赤くなってしまいました。やはり専用のつり革の方が手に優しそうです。次回は元に戻してもらおうと思います。
今日は気温の変化に身体が追いつかず、スタートは重い気持ちでしたが、充実したリハビリを終えて、心も身体もスッキリしました。小さな変化でも、確実に前に進んでいることを実感できた一日でした。

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