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毎日のようにニュースでは、秋雨前線や迷走台風の話題が続いています。北陸や青森では線状降水帯が発生し、今日は九州・四国で発生、週末から週明けにかけては関東でも大雨が予報されています。脳梗塞後遺症の身には、気圧の変化がこたえる日々が続きそうです。
今回は、通所している「八王子ビーンズリハビリセンター」の半日コースで受けた、35分間のスリングセラピーの体験について書きたいと思います。2024年12月7日から週1回のペースでこの施設に通い始め、ここ2カ月は週2回に増やしています。今月は、歩行の安定に欠かせない大殿筋・中殿筋を集中的に鍛えるメニューに取り組んでいます。

半日コースの1日の流れとしては、まず送迎車でドアtoドアで施設へ向かい、バイタルチェックと準備体操を済ませた後、各自のメニューへと移ります。私の場合は、有酸素運動(トレッドミル・リカンベントバイク・ニューステップ)、マシントレーニング(9種)、加圧マッサージ、個別ケア、プーリーなどを行っています。施設には集団体操・平行棒ストレッチ・ウォーターベッドといったメニューもありますが、私は行っていません。
スリングセラピーとは、天井から吊るされた赤いロープ(スリング)で身体の一部を支え、自重による負荷を軽減しながら行う運動です。一見すると優しそうに見えますが、実際にやってみると、普段は意識しにくい筋肉へピンポイントに刺激が入るのが分かります。
今回の大きな目的は、脳梗塞によって働きが落ちてしまったお尻の筋肉(中殿筋や大殿筋)を、もう一度しっかりと鍛え直すことでした。
まずは横向きの姿勢(左側臥位)になり、右麻痺足をスリングに預けた状態での股関節の外転運動とサイドブリッジからスタートしました。自重の重みが軽減されている分、麻痺側である右側の身体や骨盤の動き、左右のバランスにしっかりと意識を集中させることができます。しかし肝心のブリッジは、普段参考にしている動画(※)のようには上がらず、もっと訓練が必要だと実感しました。
続いて仰向け(仰臥位)になり、お尻をぐっと持ち上げるブリッジ運動(ヒップリフト)や、両膝と股関節の曲げ伸ばし運動を行いました。個人の体験としての感覚ですが、お尻(大殿筋)と太もも裏の筋肉が強化されることで、歩行や立ち上がり動作の改善につながるとのことです。

さらには反対側の横向き(右側臥位)での外転運動へと進みます。このトレーニングで特に印象的だったのは、セラピストの方からの指摘でした。「脚を持ち上げたり動かしたりする際に、腰や骨盤が後方へ倒れたり、過度に反ったりする傾向があります」とのことで、何度も骨盤の位置を直し、修正してもらいました。正しい姿勢で行わないと運動の効果も薄れてしまうという言葉に、ハッとさせられます。ただ闇雲に動かすのではなく、目的の筋肉に意識を向け、正しい姿勢を保つことの大切さを実感しました。
負担を減らした状態だからこそ、骨盤を安定させる感覚や、両足が協調して動く感覚を丁寧に確かめることができました。
トレーニングが終わった直後には、それほど大きな変化を感じませんでした。しかし、夜になってこの文章を書いている今、座っているお尻にじんわりとした鈍痛を感じています。効かせたかったお尻にしっかり疲労感が残っていて、「あの運動がちゃんと効いている証拠なのだな」と嬉しくなりました。
リハビリの効果を感じる一方で、麻痺側の身体は日によって反応が異なり、思うように力が入らない場面もあります。あくまで個人の体験としてですが、自分の身体の状態を冷静に観察しながら、無理のない範囲で一つひとつの運動の精度を高めていくことが、今後の課題だと感じています。
※参考にしている動画は「YouTube参考動画保管箱」ページにまとめています。

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