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今日の個別ケアは、病院派遣のPTさんが担当してくれました。
休憩机からベッドへ移動する際の歩行状態を観察していただき、①右麻痺の上肢(腕)の痙縮、②足指のクロートゥ、③股関節・膝関節のねじれによるつま先の外向き、という3つの課題に対するケアを行うことになります。

まずは肩甲骨まわりの筋肉をほぐすことから、上肢のケアを始めていただきました。
肩の後ろ側、三角筋のすぐ下にある棘下筋・大円筋・小円筋あたりを指圧されると痛みが走り、PTさんから「相当凝り固まっています」との指摘を受けます。血流がかなり悪くなっており、巻き肩や猫背の一因にもなっているとのことでした
PTさんの指摘やその後の確認で理解が深まったのですが、これらの筋肉は肩甲骨から上腕骨へとつながり、肩関節を安定させる重要な役割を担っています。ここが強張ることで、腕全体の動きや日常動作に影響が出ていたようです。
ちなみに、外側にひねる「外旋」を担う棘下筋・小円筋に対し、大円筋は内側にひねる「内旋」をコントロールするとのこと。自分の身体のことなのに、知らないことばかりで驚かされます。

肩甲骨まわりをほぐした後は、痙縮でL字に固まった肘のケアへと移りました。
烏口突起あたりを指圧されるとやはり痛みがあり、突っ張った上腕二頭筋を丹念に揉みほぐしながら、時間をかけてゆっくりと肘を開いていきます。
おかげで「く」の字くらいまでは開くようになってきました。ただ、身体に緊張が走るとすぐに元の状態に戻ってしまいます。
まっすぐ伸ばすには、まだまだ遠い道のりと言えるでしょう。
「く」の字に曲がったままの腕をPTさんに支えていただき、お腹の上に置いた腕を外側に開くストレッチも行いました。ところが、どこに力を入れてどこを意識すればいいのか、まったく感覚が掴めません。
PTさんは「開こうとする力は少し感じられます」とおっしゃってくれましたが、正直なところ、自分では何もわかりませんでした。戸惑いはありつつも、同時に「いつかここを意識できるようになりたい」という気持ちが湧いてきて、リハビリを続ける意欲へとつながります。

次に下肢のケアへ移りましょう。ストレッチに入る前に、まずクロートゥ改善のために足指の曲げ伸ばしと足首の背屈運動を行いました。
地味な動きですが、つま先が内側に丸まってしまうクロートゥは歩行にも影響するため、丁寧なほぐしが必要です。

続いて、股関節を深く真っすぐ曲げるストレッチに移ります。
PTさんに負荷をかけて深く曲げていただいたり、介助で回旋していただいたりして、詰まり感や硬さの改善を目指しました。
先月まではこの動きをされると股関節の付け根あたりに痛みがありましたが、スウィングセラピーや個別ケアを続けてきたおかげか、今回はだいぶ薄らいでいます。少しずつ変化しているのかもしれません。
一方で、臀部の梨状筋あたりを指圧されると相変わらず激痛が走ります。こちらはまだまだ凝り固まったままのようです。
その後は、足を組んでのヒップアップ、股関節の開脚、そして膝を曲げずに上へ上げるハムストリングスのストレッチと、下肢全体をケアしていただきました。


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