健常側に頼ってしまう立ち上がり動作の癖と麻痺側への荷重の難しさ 7/6(月)

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今日のデイサービスは、PTさんによる個別ケアからスタートしました。ベッドへ向かう私の歩行状態をじっくり観察したPTさんが、右麻痺のある上肢と下肢のストレッチを念入りに施術してくださいました。

まずは、痙縮が強く出ている肘と手の伸展ストレッチからです。
肘は、PTさんの介助で周りの筋肉を揉みほぐしてもらいながら動かします。なんとか「L字」から「くの字」くらいまでは伸びるもののそれ以上は上腕二頭筋が突っ張ってしまい、思わず「痛い!」と声が出ます
手はPTさんが強制的に開いてくださるのですが、力を緩めるとすぐに元の状態に戻ってしまいます。

さらに、巻き肩の一因にもなっているという肩甲骨周りのケアへと移りました。
ガチガチに凝り固まっていたためマッサージをしていただいたのですが、三角筋の下にある大円筋や棘下筋のあたりを押された瞬間、これまでに経験したことのないような激しい痛みが走りました。
後から知ったのですが、この痛みの正体は「トリガーポイント(筋肉のしこり)」にあるようです。
猫背や巻き肩によって姿勢が崩れたり、麻痺した腕を支えようとする動作が積み重なったりすることで大円筋が無理に引き伸ばされ、限界を迎えた筋肉の中に硬いしこりができてしまうのが原因とのことでした。
痛みの理由が分かると、自分の体がどれだけ健気に麻痺をかばおうとしていたのかに気づかされます。

下肢のリハビリでは、PTさんが負荷を加えながらの筋力アップや、股関節と膝関節を曲げる屈曲ストレッチを行いました。固まった股関節や膝周りの筋肉・関節をほぐして動かせる範囲を広げ、下肢の血流を良くするという明確な目的があります。ただ、膝引き寄せ運動のときは、どのように力を加えればよいのか、その感覚がなかなか掴めませんでした。時間にして20分ほどでしたが、想像以上にハードな時間となりました。

その後の有酸素運動では、トレッドミルに向かいました。しかし、どうしても足の運びに違和感があります。実は冬を越えたあたりから体力が急激に落ちてきているのを実感していました。最近はすぐに息切れがして足が出にくくなり、歩くのが不安で散歩にもほとんど行かなくなってしまっていたのです
そんな今の自分を受け入れつつ、今日のトレッドミルはいつもなら10分間歩くところを5分に縮め、速度も2.6から2.2へと下げて行いました。

一方で、継続の成果もしっかりと現れています。肩甲骨と上肢の可動範囲を広げるために毎回10分間行っているプーリー(滑車運動)です。2024年11月5日から毎週欠かさず続けていますが、確実に動かせる範囲が広がってきました。今回のブログには、その成果が分かりやすいように最初の状態からの比較動画を掲載します。目に見える変化は本当に大きな励みになりますし、これからも大切に続けていきたいメニューです。

最後に、ベッドが空いていたので「立ち上がり」の自主練習を試みました。右の麻痺側に負荷をかけると膝が痛むため、どうしても健常な左側に頼って体をあずけてしまいます。左右の力のバランスをとるのが非常に難しく、麻痺側の力がガクッと抜けてしまう現象が起きます。これは、麻痺側の膝に体重がかかって痛みが出そうになったとき、それを避けようとして脳がブレーキをかけ、力が入りづらくなってしまう状態のようです。

一歩進んで二歩下がるような日々ですが、この体験が、同じように麻痺や体力の低下と向き合う方の参考になれば幸いです。

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