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デイサービスの送迎車を待つ午後1時、気温は31℃と夏日です。連休の真っただ中でも施設を休む方は少なく、元気な声が飛び交っていました。
今日の個別ケアは、先週おやすみしたレッドコードを使用したスリングセラピーをお願いしました。
側臥位(横向き)で腰と足をレッドコードで吊るしたポジションで、次の3種類の運動を行いました。

脚を外側に開く股関節の「外転」動作で、中殿筋などお尻の横の筋肉を鍛えます。骨盤が安定し、歩行時や片足立ちでのふらつきを予防して、バランスが取りやすくなります。
最初に右の麻痺足を上げる運動から始めましたが、麻痺足は思ったほど上がりませんでした。セラピストから、「つま先が上を向いてしまうと、太ももの前側を使ってしまう原因になります。つま先は正面、あるいは少し下に向けるくらいを意識すると、お尻の横(中殿筋)にピンポイントで効きます」とアドバイスをいただきました。
また、「骨盤を後ろに倒さないことも大切です。脚を高く上げようとすると上体が後ろに倒れそうになり(骨盤が上を向き)、お尻ではなく太ももの前の筋肉に力が逃げてしまいます。おへそは常に正面(または少し下)を向けたまま、脚を真横よりも気持ち後ろ側に上げるよう意識してください」とも指摘されました。

脚を内側に閉じる股関節の「内転」動作で、太もも内側の内転筋群を鍛えます。内ももの引き締め効果に加え、骨盤を下から支える役割があり、姿勢改善や骨盤の安定にも繋がります。
麻痺足を固定して健脚を上げる運動でしたが、本来は脚を上げた際に腰も引き上げなければならないところ、今日はうまくいかず、腰はびくともしませんでした。正直、これは難しいと感じました。それでも諦めず、練習を続けてコツをつかんでいきたいと思っています。
セラピストからは、「下の脚を上げる際は、腰が沈まないよう体幹をまっすぐ保ち、脚の付け根から引き寄せるように動かします。上の脚に触れた位置で1秒キープすると、内ももがしっかり収縮して効果的です」と指摘していただきました。

これらの運動の合間には、緊張をほぐしてリラックス効果を狙い、吊るされた脚の振り子運動や、脚を揃えて下肢を振る運動も行いました。運動がきつかっただけに、このリラックスタイムは体にじんわりと心地よく、ほっと一息つける時間になりました。振り子運動は股関節の可動域を広げ、不安定な状態での動作が体幹や深層筋を刺激するため、姿勢改善やバランス能力の向上に効果的と言われています。
どちらのトレーニングも、スリングで吊るされた不安定な状態で行うため、脚の筋肉だけでなく体幹(お腹や背中まわりのインナーマッスル)も自然と使われます。そのため、単に脚の筋力を上げるだけでなく、全身のバランス感覚や連動性を高める効果も期待できると言われています。
中殿筋や内転筋群を鍛え、体幹を強化するこれらの運動は、すぐに効果が現れるものではありません。「継続は力なり」とはいいますが、やみくもに行うのではなく、スリングセラピーは意識をほんの少し変えるだけで筋肉への効き方がぐっと変わります。正しいポジションでより大きな効果が得られるよう、今日指摘されたことを心がけながら続けていきたいと思っています。
直近一週間の、国内における介護・リハビリ関連の重要ニュース10選
今週は、「次期(令和9年度)介護報酬改定」に向けた議論のキックオフや、認知症ケアに関わる家族・専門職への新たな政策提言など、将来の制度設計に大きく関わるニュースが目立ちました。
- 令和9年度(2027年度)介護報酬改定に向けた議論が本格始動 (2026/04/27)
厚生労働省の社会保障審議会・介護給付費分科会が開催。次期改定に向けて、物価高騰を反映した経営の安定化や、リハビリ専門職を含むさらなる処遇改善が主要な論点として示されました。 参照URL - 政策提言「認知症の人をケアする家族等を取り巻く施策」公表 (2026/04/27)
日本医療政策機構(HGPI)が、認知症基本法の施行を受け、本人だけでなく家族や専門職への支援のあり方をまとめた7つの提言を公表。家族のケア負担軽減と健康維持が急務とされています。 参照URL - 6月施行の「臨時報酬改定」事務手続きが最終段階へ (2026/05/01)
6月からの介護職員賃上げに向けた「処遇改善計画書」の提出期限が迫り、各自治体で特設窓口やQ&Aの更新が相次いでいます。リハビリ専門職への配分を検討する事業所も増えています。 参照URL - 介護保険法改正案:ケアマネ更新制の廃止検討が具体化 (2026/04/28)
人材不足解消に向け、ケアマネジャーの更新研修制度の廃止や、人口減少地域での新たなサービス類型の創設を含む改正案の議論が進展しています。 参照URL - ゴールデンウィーク中のリハビリ継続体制の状況報告 (2026/05/01)
連休中の「リハビリ難民」を防ぐため、回復期リハビリテーション病棟や訪問リハビリ事業所における365日提供体制の整備状況が改めて注目されています。 参照URL - 「自立支援リハビリ」の成果に基づく報酬体系、次期改定の柱に (2026/04/27)
厚労省分科会にて、データ(LIFE)に基づき、ADL(日常生活動作)の維持・改善に寄与した事業所をより高く評価する仕組みをさらに強化する方針が示されました。 参照URL - 介護DX:AIによる「夜間巡回代行」の導入施設が1,000箇所を突破 (2026/04/30)
4月の新年度予算執行を受け、見守りセンサー導入への補助金活用が急増。職員の夜間負担を軽減しつつ、利用者の覚醒状態に合わせたリハビリ時間の調整が可能になっています。 参照URL - 「高次脳機能障害者支援」の地方公共団体向けガイドライン更新 (2026/05/02)
4月の支援法施行から1ヶ月が経過し、自治体ごとに差が出ている支援実態を平準化するため、リハビリ後の就労移行支援に関する新たな運用指針が示されました。 参照URL - 介護現場の「ハラスメント対策」強化を次期改定の論点に追加 (2026/04/27)
利用者や家族からのハラスメントによる介護・リハビリ職員の離職を防ぐため、事業所側に相談窓口設置などの体制整備を義務付ける議論が開始されました。 参照URL - 「ロボットリハビリ」の保険適用拡大に向けた学会要望書の提出 (2026/05/01)
日本リハビリテーション医学会等が、歩行支援ロボット等の最新機器を用いた訓練について、より幅広い疾患やステージでの保険算定を認めるよう厚労省へ要望しました。 参照URL
今週は、「令和9年度改定に向けたカウントダウンが始まった」ことが最大のトピックでした。また、「ケアする人(家族や専門職)の心身を守るための提言」(2番、9番)が相次いだのも、現場の切実な声が反映された結果と言えます。


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