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連日続く酷暑と災害級の気温に、体調管理が本当に大変です。夜になっても気温が30℃を下回らず、なかなか眠れない日が続いています。朝起きた時から身体の怠さを感じてしまいます。
脳梗塞の後遺症で、もともとめまいやふらつき、だるさといった症状があるため、この暑さによる脱水や睡眠不足で症状が悪化しないか心配になります。
今日は午後からデイサービスの日でした。外に出ると強烈な日差しが容赦なく照りつけます。お休みされる方もいらっしゃるようで、迎えの車はいつもより早く到着しました。車内の冷房がとても気持ち良く感じられます。
施設に着くと、やはり休まれている方がちらほらいらっしゃいました。この暑さでは無理もありません。
バイタルチェックと準備体操を済ませた後、今日はニューステップから始めました。メーカーが提供するYouTubeの『サーキットトレーニング』を観ながら、下肢のみの運動と上下肢の運動を行いました。動画を観ながら取り組むことで、トレーニングに変化があり、時間もあっという間に過ぎていきます。
内転筋の筋力強化とストレッチを同時に行う理由
個別ケアでは、右麻痺の上下肢をマッサージとストレッチしていただきました。痙縮のある腕を伸ばされる時、いつもより痛みを感じました。毎日クーラーの効いた部屋で過ごし、家でじっとしていることが多かったため、運動不足が影響しているのかもしれません。
右麻痺側の下肢内転筋がカチカチに固まっていました。
歩行での最大の課題であるガニ股の改善をWEBサイトやYouTube観ると「ガニ股改善のためには内転筋の筋力強化とカチカチの筋肉を緩めることが必要」という情報を見つけたのですが、筋力強化と緩めることを同時に行うのはどういうことか、PTの先生に質問してみました。
先生からは詳しい説明をいただきました。「ガニ股は内転筋の筋力低下と股関節周辺筋の硬化が原因で発生します。内転筋が弱ると脚を閉じる力が不足し、膝が外開きになってしまいます。また、股関節外側や太もも前側の筋肉が硬化すると可動域が制限され、悪い姿勢が固定化されてしまいます。さらに、弱くなった内転筋を無理に使おうとして固くなることもあります。改善には、弱化した内転筋を鍛える筋力トレーニングと、硬化した筋肉をほぐす柔軟性向上を同時に実施することが必要です。両方をバランス良く継続すれば、根本的な改善が期待できます」とのことでした。
寝不足と暑さもあったため、給水休憩をこまめに取りながら、有酸素運動、マシントレーニング、平行棒歩行、ランジ、プーリーなど、いつものメニューに取り組みました。今日は8分の力で無理をせず行いました。
ひととおりメニューを終えると、不思議なことに怠さやめまいが治まっていました。やはり多少辛くても身体を動かすことの大切さを改めて感じました。この猛暑の中でも、適度な運動は体調を整えてくれるのだと実感した一日でした。
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