

最高気温32度を超える真夏日となりました。昨日までの曇り空から一転して、17日からは35度の猛暑日が今月いっぱい続く予報です。これから辛い季節が続きそうですが、体調管理には十分気をつけて過ごしていきたいと思います。
今日のリハビリテーションは個別ケアから始まり、病院派遣の療法士さんに担当していただきました。
最初は上肢の痙縮ケアです。以前から気になっていたことを思い切って質問してみました。「歩行練習をしていると、スーッと痙縮が解けるときがあるんです。なぜなのか理由がわからなくて」
療法士さんは優しく説明してくださいました。
『ちょっとこうしなきゃ、ああしなきゃって頭の中で考えすぎていると、その分緊張は上がりやすいと思います。
続いて下肢のケアです。「長拇趾屈筋、それに続く長母指屈筋腱が固く張っていて、内反の要因にもなっています」と、療法士さんが丹念に指圧マッサージで筋肉をほぐしてくださいました。「前脛骨筋は足首を背屈させる、つまりつま先を上げる筋肉です。この強化も内反尖足の改善に役立ちます」と、具体的な練習方法についてもアドバイスをいただきました。忘れないうちに席に戻って、教えていただいた方法を動画に撮っておきました。

次は有酸素運動です。今日は蒸し暑さを考慮して、トレッドミルの速度を2.4に落とし10分、リカンベントバイクは負荷2で10分、ニューステップは手足連動で負荷8、足のみで負荷6に設定し、それぞれ5分間行いました。この暑さのせいか、これだけで汗だくになってしまいました。十分な給水と休憩を心がけながら進めました。
歩行の様子をビデオに撮って確認してみると、痙縮が若干弱まって腕が下がっているのがわかりますし、つま先も少し上がってきています。これらの点は確実に評価できる進歩だと感じます。ガニ股の改善は永遠のテーマですが、少しずつでも前進していることを実感できて励みになります。
リハビリの最後は椅子ランジです。今回は腓腹筋・ヒラメ筋、そしてアキレス腱を伸ばすことに重点を置いて、なるべく深く沈むように意識して取り組みました。
プーリーでの上肢訓練では、レッドコードの効果で可動範囲が徐々に広がってきています。ただし、まだ自力で腕を上げることは難しく、これからの大きな課題だと感じています。でも、確実に変化は起きているので、焦らず継続していきたいと思います。
コメント