暑さに負けずリハビリ継続〜ガチガチの身体が教えてくれること　６/６(金)

今日は30℃を超える真夏日となりました。デイサービスのテレビでは「暑さにまだ慣れていないので熱中症に注意してください」というニュースが流れています。来週からいよいよ梅雨入りということで、この時期の体調管理には特に気を配らなければなりませんね。
リハビリは、いつものように有酸素運動から始まりました。トレッドミル（速度2.4）とリカンベントバイク（負荷2）で身体を温めてから、今日のメインである個別ケアに移ります。

しかし、後で動画を見返してみると現実は厳しく、麻痺側はわずかに反応する程度で、思っていたほど動いていませんでした。金魚のように身体を左右に振る金魚運動も試してみましたが、力の入れ具合がうまく掴めず、下肢はほとんど動かない状態でした。

16分ほどでレッドコードを終了し、療法士さんによるストレッチの時間に入りました。まずは足指と足首から始めて、特に右麻痺部の足首の背屈改善に重点を置いてもらいます。
私の場合、後遺症で内反尖足の状態になっており、歩行時につま先が地面に引っかかりやすい下垂足を改善することが大きな課題です。この状態を少しでも良くしたいという思いで、毎回のストレッチをお願しています。

続いて股関節の可動域を広げるストレッチです。以前と比べるとだいぶ柔らかくなってきているのを実感できますが、ある一箇所を強く屈曲すると内転筋の付け根あたりに痛みを感じます。屈折した状態で内転筋を触ってみると、ガチガチに固まっているのがよく分かります。療法士さんには時間をかけて丁寧にほぐしていただきました。
正直なところ、後半のストレッチは身体がガチガチに固まっている私にとって、なかなかしんどい時間でした。それでも、この積み重ねが確実に効果を生んでいることを信じて頑張ります。
暑さの中ということもあり、十分な休憩を取りながら、マシントレーニングなど残りのメニューをこなしていきます。4時を過ぎた頃、最後のメニューであるシーソー椅子でのランジとプーリーに取り組みました。
前回のブログでご紹介したプーリーの半年前との比較動画を見てくださった方々からは、その効果に驚いたというお声をいただきました。痙縮でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ担当のセラピストさんに相談してみてください。新しい可能性が見つかるかもしれません。
暑い日が続きますが、体調管理に気をつけながら、今日も一歩ずつ前進していこうと思います。同じようにリハビリに取り組んでいる皆さんも、お互いに頑張りましょう。